マルチメディア

マルチメディアキャプレットは、サウンドやその他のGNOME マルチメディア機能の制御をするところだ。

サウンド

サウンドキャプレットは、GNOME セッションのシステムサウンドを設定するものだ。タブが2つあって、 一般 サウンドイベント だ。

一般タブ - いまのところ 一般 タブで選べるものは二種類ある。GNOMEのサウンドを有効にするのと、イベント用のサウンドを有効にするかどうかだ。もし 起動時に音サーバを使う を選んだら、GNOME のサウンドエンジン (ESD) が起動時に立ち上がることが確実になる。 ESD は、GNOME アプリケーションで音をたてるものすべてで使われているので、GNOME アプリケーションで音がききたいなら、このオプションを有効にすることだ。

Note NOTE
 

一部の GNOME 以外のアプリケーションは、ESD と相性が悪い。だからお気に入りの xgalaga ゲームから音がしないとか、 Device /dev/dsp busy みたいなエラーメッセージが出るときには、一時的に ESD を止めよう。これには サウンドモニタ アプレットを使う。

イベントに対して効果音を鳴らす は、各種「イベント」、たとえばウィンドウを閉じるとかエラーメッセージとかに対して、音が出るようにする。各種イベントでどんな音が鳴るかは、 サウンドイベント タブで指定できる。この二つのアイテムが有効になっていると、Gnome はログインするときもログアウトするときも、この設定を覚えていてくれる。

サウンド

図 9. Gnome サウンドキャプレット

サウンドイベントタブ - このタブは、GNOME の各種プログラムやイベントがたてる音を制御するのだ。

GNOMEイベントに関連付いたサウンドを変えるには、左の階層リストからイベントを選んで、 参照 ボタンを押してサウンドファイルを探す(ファイルは wav 形式でなきゃダメ)。サウンドを聴いてみるには 鳴らす ボタンを押そう。

サウンド

図 10. Gnome サウンドキャプレット