バッテリ充電モニタ アプレットを 図 12 に示す。これはラップトップなどのバッテリーの状態を表示する。このアプレットを パネル に追加するには、 パネル を右クリックして パネル -> パネルに追加 -> アプレット -> モニタ -> バッテリ充電モニタ を選ぼう。
バッテリ充電モニタ が機能するには、マシンが Advanced Power Management (APM) をサポートしている必要がある。 |
バッテリ充電モニタ はパネルにじっとして、コンピュータのバッテリの状況をモニタする。 アプレットを 左 -クリックすると、読み出し表示とグラフ表示を切り替えられる。この表示の説明は以下の 読み出し表示 と グラフ表示 を参照。
デフォルト表示はこの読み出し表示で、バッテリの状態をアイコンと数字であらわす。このモードでは、 バッテリ充電モニタ は以下の情報を表示する:
アプレットの左側にはバッテリをアイコンで表示してある。バッテリがいまどのくらい充電されているかを示すものだ。バッテリの色つきの部分は、電池の残量で、バッテリのてっぺんまで塗りつぶされていたら 100% 充電されている。
バッテリの色は、残量がいまの 低蓄電とする閾値 以下になると変わる (see プロパティ:一般 を参照)。バッテリのデフォルトの色は緑で、 低蓄電とする閾値 以下になると赤くなる。
コンピュータがAC電源につながっていたら、バッテリの中に小さな雷マークが出て、バッテリが電源につながって充電中だということを示す。この見本を 図 13 に示す。また電源につながっていないときに、バッテリが色を変える様な設定もできる。これについて詳しくは 設定:読み出し を参照。
アプレットの右側にあるパーセント表示は、いまのバッテリがどのくらい充電されているかを示す。
アプレットの右下の、残り時間表示は、バッテリであとどのくらいマシンが使えるかを示す。
右クリックすると、標準メニュー項目以外に以下のアイテムが出てくる:
設定... :このメニューは プロパティ (バッテリ・モニタの設定)ダイアログを表示する ( プロパティ を参照) 。これでこのアプレットの見かけやふるまいをカスタマイズできる。
アプレットを右クリックして 設定... メニューを選ぶと バッテリ充電モニタ がカスタマイズできる。これを選ぶと プロパティ (バッテリ・モニタの設定)ダイアログが出てくる。これには4つタブがついていて、クリックするとページが変わる。ページはこんな具合だ: 一般 、 読み出し , グラフ and 充電容量のメッセージ 。
パネルの大きさにあわせる : バッテリ充電モニタ が、パネルの大きさに合わせてサイズを変えるようにする。デフォルトでは有効になっている。 アプレットの高さ と アプレットの幅 設定を有効にするには、ここのチェックをはずす必要がある。
アプレットの高さ、アプレットの幅 : バッテリ充電モニタ の大きさを、ピクセル単位で厳密に指定できる。右にある小さな矢印で上下してもいいし、数字を直接打ち込んでもいい。デフォルト値はどちらも48だ。ここでの指定が反映されるには、 パネルの大きさに合わせる のチェックははずしておくこと。
この値を小さくしすぎる(28以下にする)と、場所が足りなくてバッテリのアイコンは表示されなくなる。 |
更新間隔(秒) バッテリ充電モニタ が、何秒ごとにバッテリ充電状況の情報を更新するかを指定。デフォルトは2秒になっている。
低蓄電とする閾値 :は、 バッテリ充電モニタ が残量低下の警告を出したりするのに使う値だ。たとえばこの情報は、読み出し表示でバッテリアイコンの色を変えるときに使う。デフォルトでは25になっている。
このタブでの設定は バッテリ充電モニタ が 読み出し表示 のときにだけ影響する。
ここの色つき四角形は、どれも 左 クリックすると GNOME 色ホイールを表示する。デフォルトの色が嫌いなら、これで変えよう。
電源オン時のバッテリーの色 :読み出し表示で、マシンが AC 電源につながっているときのバッテリアイコンの色を指定する。デフォルトは緑。
電源オフ時のバッテリーの色 :読み出し表示で、マシンが AC 電源につながっていないときのバッテリアイコンの色を指定する。デフォルトは緑。
低バッテリー時の色 :読み出し表示で、電源の残量が 低蓄電とする閾値 以下になったときの色 ( 設定:一般 を参照)。デフォルトは赤。
このタブの設定は バッテリ充電モニタ が グラフ表示 のときにだけ影響する。
ここの色つき四角形は、どれも 左 クリックすると GNOME 色ホイールを表示する。デフォルトの色が嫌いなら、これで変えよう。
電源オン時のバッテリーの色 :読み出し表示で、マシンが AC 電源につながっているときのバッテリアイコンの色を指定する。デフォルトは緑。
電源オフ時のバッテリーの色 :読み出し表示で、マシンが AC 電源につながっていないときのバッテリアイコンの色を指定する。デフォルトは青。
グラフの低バッテリー時の色 :読み出し表示で、電源の残量が 低蓄電とする閾値 以下になったときの色 ( 設定:一般 を参照)。デフォルトは赤。
グラフの Tick(目盛り線) の色 : 25%, 50%, 75% の充電容量を示す目盛線の色を指定する。デフォルトはダークグレー。
グラフの方向 :グラフが時間につれてどっちに動く画を指定。デフォルトは 右から左 になる。
警告を出す充電容量 : バッテリ充電モニタ が、バッテリ残量低下を示すダイアログボックスを出すときの充電容量。これは 充電容量が低くなったら警告をだす がチェックされているときにだけ表示される。デフォルトは 5%.
充電容量が低くなったら警告をだす :上の 警告を出す充電容量 での設定値以下になったら警告を出すようにする。デフォルトでは有効。
フル充電(のメッセージを出す) :バッテリがフルに充電されたとき バッテリ充電モニタ がダイアログを出すべきかを指定。デフォルトでは、表示しない。
一つ変なのが、APM なしのマシンで バッテリ充電モニタ を動かしたとき。このとき 低蓄電警告 ダイアログが変なときに出てくる場合がある。
このアプレットを書いたのは Nat Friedman < nat@nat.org > だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は James Cope < jcope@bcs.org.uk > だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
The CPU負荷アプレット はパネル上で、どのくらいCPUが使われているかを示すアプレットだ。
このアプレットには何もしなくていい。パネル上でじっと動き続けるだけだ。表示方法はいろいろ変えられる。
CPU負荷アプレット はCPUの利用を以下の4種類に分ける:
「ユーザランド}のCPU使用を計測。つまり、カーネルとのやりとりがない利用だ。デフォルトの色は黄色。
カーネルがらみのCPU利用を示す。たとえばメモリとディスクでやりとりが多い場合とか。デフォルトはうすい灰色。
CPUの利用が「ナイス」じゃない場合、つまり高い優先度で走っている場合を示す。デフォルトはちょっと濃いめの灰色。
使われていないCPU容量。デフォルトは黒。
通常のメニュー項目以外に、右クリックのポップアップメニューでは以下の項目が出てくる:
これは multiload_applet ダイアログボックス を表示する。これは 以下で説明するように 各種モニタアプレットのデフォルト設定を変えるツールだ。
multiload_applet ダイアログボックス のうち、CPU負荷アプレットだけに関係した部分を表示する。これは 以下で説明する 。
gtop を実行して、GNOME システムモニタを起動。 gtop は、システムの状況についてずっと詳しい情報を表示してくれる。
CPU負荷アプレット には設定変更方法が2つある。以下のもの ( CPU負荷アプレット , メモリ負荷アプレット , スワップ負荷アプレット , ネットワーク負荷アプレット 負荷平均アプレット ) に関わる変更はすべて、一つのダイアログボックスでまとめてできる。複数走らせているときには、これが便利だ。これはデフォルトで使われる設定になる。 デフォルト設定... をメニューから選べばいい。
あるいは CPU負荷アプレット だけの設定を変えてもいい。 CPU負荷アプレット しか使っていなかったり、新しい組み合わせを試したいときには便利だ。これは 設定 メニューで呼び出す。
設定... メニューを使って、このアプレットだけの設定を変える場合には デフォルトの設定を使う チェックボックスをあらかじめはずしておくこと。 |
設定で変えられるのは3つ:
CPU利用の表示それぞれに使われる色を変えられる。四角を押すと、GNOME色ホイールが出てくる。
ここで、グラフの進行速度を変えられる。指定はミリ秒単位。最高は 1,000,000,000で最低は 1 だ。デフォルトはもっとまともな値の 500になっている。
アプレットの大きさを変えよう。ピクセル単位で指定して、デフォルトは40だ。1からはじまって、好きな大きさにできる。垂直パネルだと、これは高さを指定する。水平パネルだと、幅だ。
サイズを変えてからパネルの向きを変更すると、しばらく表示がおかしくなる場合がある。でも、そのうちなおる。
このアプレットを書いたのは Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
The CPU/メモリ使用状況 アプレットは、パネルにちょこんとすわって、マシンのCPU とメモリ、スワップの使用状況を表示するモニタだ。このアプレットを パネル に追加するには、 パネル を右クリックして パネル -> パネルに追加 -> アプレット -> モニタ -> CPU/メモリ使用状況 を選ぼう。
なにもしなくていい。パネルでひたすら動き続ける。
アプレットは棒グラフを3つ表示する。てっぺんは CPU, 真ん中はメモリ、下がスワップだ。パネルが垂直なら、左が CPU, 真ん中がメモリ、右がスワップだ。
ここでは3色が使われる。黄色は、カーネルに関係ない CPU の活動。グレーはカーネルを使う CPU 活動(おもに、メモリとディスク間のやりとりみたいな I/O がらみの処理)。黒は背景で、CPU の使われていない部分だ。
4色が使われている。黄色が共有メモリ(複数のプログラムが使っている部分)、灰色がバッファ(ディスクに書き込まれていないデータのあるメモリ)、黄緑色はその他のメモリ利用だ。緑は、未使用部分を示す。
2色使う。赤が使用中のスワップ。緑が使われていないスワップ。スワップは、プログラムの中で使っていない部分をCPUがおいておくハードディスク領域だ。こうすることで、必要なときにだけ呼び出して使える。
特になし。
このアプレットを書いたのは Radek Doulik ( < rodo@ucw.cz > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )で、ほぼ完全に GNOME 1.0.53 ユーザガイド所収の、David Mason ( < dcm@redhat.com > ) David Wheelerの解説を下敷きにしている。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
ディスク使用状況アプレット を 図 24 に絞めそう。ディスクドライブ上の、使用領域と空き領域を示すモニタだ。このアプレットを パネル に追加するには、 パネル を右クリックして パネル -> パネルに追加 -> アプレット -> モニタ -> ディスク使用状況 を選ぼう。
ディスク使用状況アプレット は、ディスクドライブ上の空き領域をリアルタイムでモニタする。
提供情報は3種類ある。色つき円グラフは、使われている領域と空き領域をグラフで示す。 MP: は、いまモニタしているディスクのマウントポイントを示す。 av: は、選んだディスクの空き領域だ。アプレットをクリックすると、モニタするドライブが変わる。何度もクリックすれば順番に繰り返しディスクをめぐることになる。
アプレットを右クリックすると、以下のメニューが出てくる:
ファイルシステム : ディスク使用状況アプレット がモニタしているファイルシステムが変えられる。
設定 :は 設定 ダイアログを開く。
更新 :これはアプレットが、アプレットの使うファイルシステム一覧を更新するようにする。
ヘルプ :この文書を表示。
情報 : ディスク使用状況アプレット についての基本情報を表示。バージョンや作者名など。
ディスク使用状況アプレット のカスタマイズには、右クリックして 設定 を選ぼう。すると 設定 ダイアログが出てきて、いろいろ設定を変えられる。
設定できるのは:
カラー :アプレットで使う色を変更するには 使用ディスク容量 , 未使用ディスク容量 , 文字の色 、 背景色 の横にある 色つきボタン をクリックする。色ホイールダイアログが出てきて、色を選んで変えられるようになる。終わったら OK を押そう。
サイズ : アプレットの幅 を指定すると、アプレットの高さ(水平パネル)や幅(垂直パネル)を指定できる。
自動的に最適の大きさにする をクリックしておくと、 ディスク使用状況アプレット がパネルにあわせて最適なサイズを選ぶようにできる。
フォント :このウィンドウのバーをクリックすると、アプレットの表示に使うフォントを選べる。
更新間隔(秒) : ディスク使用状況アプレット の情報更新間隔を指定する。
設定を一通り変え終わったら OK を押して変更を反映させて、 設定 ダイアログを閉じる。変更を破棄してもとの値に戻すには キャンセル ボタンを押そう。
このアプレットを書いたのは Dave Finton < dfinton@d.umn.edu > , Bruno Widmann < bwidmann@tks.fh-sbg.ac.at > 、Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は John Fleck ( < jfleck@inkstain.net > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
The 負荷平均アプレット は小さなモニタアプレットで、パネル上でいまの負荷平均を教えてくれる。
マシンの負荷平均っていうのは、かなりいい加減な代物で、マシンがどれだけ「忙しいか」を示すものだ。それは(かなりおおざっぱに)どのくらいのプロセスが実行されているか、カーネルからの呼び出し待機状態にあるかを示したものだ。同じマシン上で、時間を追って負荷平均を見るのは役にたつけれど、他のマシンとの比較はあまり意味がない。普通は、割合で表示される。
このアプレットには何もしなくていい。パネル上でじっと動き続けるだけだ。表示方法はいろいろ変えられる
通常のメニュー項目以外に、右クリックのポップアップメニューでは以下の項目が出てくる:
これは multiload_applet ダイアログボックス を表示する。これは 以下で説明するように 各種モニタアプレットのデフォルト設定を変えるツールだ。
multiload_applet ダイアログボックス のうち、負荷平均アプレットだけに関係した部分を表示する。これは 以下で説明する 。
gtop を実行して、GNOME システムモニタを起動。 gtop は、システムの状況についてずっと詳しい情報を表示してくれる。
負荷平均アプレット には設定変更方法が2つある。以下のもの ( CPU負荷アプレット , メモリ負荷アプレット , スワップ負荷アプレット , ネットワーク負荷アプレット 負荷平均アプレット ) に関わる変更はすべて、一つのダイアログボックスでまとめてできる。複数走らせているときには、これが便利だ。これはデフォルトで使われる設定になる。 デフォルト設定... をメニューから選べばいい。
あるいは 負荷平均アプレット だけの設定を変えてもいい。 loadavg_applet しか使っていなかったり、新しい組み合わせを試したいときには便利だ。これは 設定 メニューで呼び出す。
設定... メニューを使って、このアプレットだけの設定を変える場合には デフォルトの設定を使う チェックボックスをあらかじめはずしておくこと。 |
設定で変えられるのは4つ:
CPU利用の表示それぞれに使われる色を変えられる。四角を押すと、GNOME色ホイールが出てくる。ここの見出しはちょっとわかりにくい。「使用中」はいまの負荷平均で、「未使用」は背景色だ。
ここで、グラフの進行速度を変えられる。指定はミリ秒単位。デフォルトは 500になっている。
アプレットの大きさを変えよう。ピクセル単位で指定して、デフォルトは40だ。1からはじまって、好きな大きさにできる。垂直パネルだと、これは高さを指定する。水平パネルだと、幅だ。
Y軸の最大値(アプレットが表示する最大の負荷平均)だ。デフォルトは10。
このオプションは デフォルト設定メニュー を選んだときにだけ出てくる。 設定メニュー で出てくるダイアログボックスでは表示されない。 |
サイズを変えてからパネルの向きを変更すると、しばらく表示がおかしくなる場合がある。でも、そのうちなおる。
このアプレットを書いたのは Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
The メモリ負荷アプレット はパネル上で、どのくらいメモリが使われているかを示すアプレットだ。
このアプレットには何もしなくていい。パネル上でじっと動き続けるだけだ。表示方法はいろいろ変えられる。
アプレットは以下の4種類のメモリを表示する:
未使用メモリはどのプログラムも使っていないメモリだ。デフォルトでは緑。
バッファはディスクに書き込まれていないデータのあるメモリだ。また最近ディスクから読み出されたばかりのデータがあるメモリも含まれる。すぐに入り用になるときのために保持してあるのだ。デフォルトは灰色。
共有メモリは複数のプログラムが使っているメモリだ。これはUNIX系システムではよくあることだ。GNOME プログラムの多くは、共有メモリをたくさんつかって、メモリを節約する。デフォルトは黄色だ。
ここに分類された以外の使われかたをしているメモリ。デフォルトは黄緑だ。
通常のメニュー項目以外に、右クリックのポップアップメニューでは以下の項目が出てくる:
これは multiload_applet ダイアログボックス を表示する。これは 以下で説明するように 各種モニタアプレットのデフォルト設定を変えるツールだ。
multiload_applet ダイアログボックス のうち、CPU負荷アプレットだけに関係した部分を表示する。これは 以下で説明する 。
gtop を実行して、GNOME システムモニタを起動。 gtop は、システムの状況についてずっと詳しい情報を表示してくれる。
メモリ負荷アプレット には設定変更方法が2つある。以下のもの ( CPU負荷アプレット , メモリ負荷アプレット , スワップ負荷アプレット , ネットワーク負荷アプレット 負荷平均アプレット ) に関わる変更はすべて、一つのダイアログボックスでまとめてできる。複数走らせているときには、これが便利だ。これはデフォルトで使われる設定になる。 デフォルト設定... をメニューから選べばいい。
あるいは メモリ負荷あぷれっと .だけの設定を変えてもいい。 メモリ負荷アプレット しか使っていなかったり、新しい組み合わせを試したいときには便利だ。これは 設定 メニューで呼び出す。
設定... メニューを使って、このアプレットだけの設定を変える場合には デフォルトの設定を使う チェックボックスをあらかじめはずしておくこと。 |
設定で変えられるのは3つ:
CPU利用の表示それぞれに使われる色を変えられる。四角を押すと、GNOME色ホイールが出てくる。
ここで、グラフの進行速度を変えられる。指定はミリ秒単位。デフォルトは 500になっている。
アプレットの大きさを変えよう。ピクセル単位で指定して、デフォルトは40だ。1からはじまって、好きな大きさにできる。垂直パネルだと、これは高さを指定する。水平パネルだと、幅だ。
サイズを変えてからパネルの向きを変更すると、しばらく表示がおかしくなる場合がある。でも、そのうちなおる。
このアプレットを書いたのは Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
ネットワーク負荷アプレット はパネル上で、各種ネットワークカード上でのネットワーク負荷を示すアプレットだ。
このアプレットには何もしなくていい。パネル上でじっと動き続けるだけだ。表示方法はいろいろ変えられる。
4種類のネットワークインターフェースの負荷を表示する:
SLIP はシリアルライン IP プロトコルだ。PPP にとってかわられてもうあまり使われないけれど、でもモデムでコンピュータをほかのマシンにつなぐ方法として人気があった。
PPP(Point to Point Protocol)はコンピュータ同士をつなぐ方式だ。SLIPをほぼ完全に置き換えた観がある。使えるし柔軟性もたかいけれど、ethernet ほどははやくない。たぶん人がインターネット接続をするいちばんよくある方法だろう。
Ethernet も、マシン同士をつなぐ方式だ。マシンには Ethernet カードが必要で、Ethernet ケーブルを使って接続をする。PPP よりずっと高速。
他にもネットワークの方法はある。たとえば赤外線で通信したり (IrDA)、アマチュア無線経由で話をしたり (AX25), トークンリングネットワークと使ったり。SLIP, PPP、ethernet 以外で何か見つかったら、すべて「その他」に入る。
同じ種類のインターフェースを二つ使っていたら(たとえば Ehternet 二つで荷台のマシンと通信するとか)、表示されるのはその合計だ。アプレットはそれを2つに分離したりはしない。
通常のメニュー項目以外に、右クリックのポップアップメニューでは以下の項目が出てくる:
これは multiload_applet ダイアログボックス を表示する。これは 以下で説明するように 各種モニタアプレットのデフォルト設定を変えるツールだ。
multiload_applet ダイアログボックス のうち、CPU負荷アプレットだけに関係した部分を表示する。これは 以下で説明する 。
gtop を実行して、GNOME システムモニタを起動。 gtop は、システムの状況についてずっと詳しい情報を表示してくれる。
ネットワーク負荷アプレット には設定変更方法が2つある。以下のもの ( CPU負荷アプレット , メモリ負荷アプレット , スワップ負荷アプレット , ネットワーク負荷アプレット 負荷平均アプレット ) に関わる変更はすべて、一つのダイアログボックスでまとめてできる。複数走らせているときには、これが便利だ。これはデフォルトで使われる設定になる。 デフォルト設定... をメニューから選べばいい。
あるいは ネットワーク負荷アプレット だけの設定を変えてもいい。 ネットワーク負荷アプレット しか使っていなかったり、新しい組み合わせを試したいときには便利だ。これは 設定 メニューで呼び出す。
設定... メニューを使って、このアプレットだけの設定を変える場合には デフォルトの設定を使う チェックボックスをあらかじめはずしておくこと。 |
設定で変えられるのは3つ:
CPU利用の表示それぞれに使われる色を変えられる。四角を押すと、GNOME色ホイールが出てくる。
ここで、グラフの進行速度を変えられる。指定はミリ秒単位。デフォルトは 500になっている。
アプレットの大きさを変えよう。ピクセル単位で指定して、デフォルトは40だ。1からはじまって、好きな大きさにできる。垂直パネルだと、これは高さを指定する。水平パネルだと、幅だ。
サイズを変えてからパネルの向きを変更すると、しばらく表示がおかしくなる場合がある。でも、そのうちなおる。
このアプレットを書いたのは Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。
The スワップ負荷アプレット はパネル上で、どのくらいスワップが使われているかを示すアプレットだ。
スワップっていうのはハードディスクの一部で、ファイルシステムには入っていない。カーネルが、メモリ内のプログラムがあまり使われていないけれど、近々要るかもしれないなと判断したら、そのプログラムの一部はメモリから消されて、簡単に復元できるようにスワップ領域に書き込まれる。データをメモリとスワップの間でやりとりするのは遅いので、スワップをたくさん使うようだと、マシンの反応が遅くなるだろう。
通常のメニュー項目以外に、右クリックのポップアップメニューでは以下の項目が出てくる:
これは multiload_applet ダイアログボックス を表示する。これは 以下で説明するように 各種モニタアプレットのデフォルト設定を変えるツールだ。
multiload_applet ダイアログボックス のうち、スワップ負荷アプレットだけに関係した部分を表示する。これは 以下で説明する 。
gtop を実行して、GNOME システムモニタを起動。 gtop は、システムの状況についてずっと詳しい情報を表示してくれる。
スワップ負荷アプレット には設定変更方法が2つある。以下のもの ( CPU負荷アプレット , メモリ負荷アプレット , スワップ負荷アプレット , ネットワーク負荷アプレット 負荷平均アプレット ) に関わる変更はすべて、一つのダイアログボックスでまとめてできる。複数走らせているときには、これが便利だ。これはデフォルトで使われる設定になる。 デフォルト設定... をメニューから選べばいい。
あるいは スワップ負荷アプレット だけの設定を変えてもいい。 スワップ負荷アプレット しか使っていなかったり、新しい組み合わせを試したいときには便利だ。これは 設定 メニューで呼び出す。
設定... メニューを使って、このアプレットだけの設定を変える場合には デフォルトの設定を使う チェックボックスをあらかじめはずしておくこと。 |
設定で変えられるのは3つ:
CPU利用の表示それぞれに使われる色を変えられる。四角を押すと、GNOME色ホイールが出てくる。
ここで、グラフの進行速度を変えられる。指定はミリ秒単位。デフォルトは 500になっている。
アプレットの大きさを変えよう。ピクセル単位で指定して、デフォルトは40だ。1からはじまって、好きな大きさにできる。垂直パネルだと、これは高さを指定する。水平パネルだと、幅だ。
サイズを変えてからパネルの向きを変更すると、しばらく表示がおかしくなる場合がある。でも、そのうちなおる。
This applet was writen by .
このアプレットを書いたのは Martin Baulig ( < martin@home-of-linux.org > )だ。コメントや提案、バグ報告はすべて Gnome bug tracking database に送ってほしい (バグ報告提出のやり方については オンライン で説明が読める。) また GNOME 1.1 以降を使っている人は バグ報告ツール ( bug-buddy )も使える。これは メインメニュー の ユーティリティ サブメニューにある。
このマニュアルの著者は Telsa Gwynne ( < hobbit@aloss.ukuu.org.uk > ) とEric Baudais ( < baudais@okstate.edu > )だ。このマニュアルに関するコメントや提案は以下の GNOME ドキュメンテーションプロジェクトへ送ってほしい: < docs@gnome.org > またはオンラインで GNOME Documentation Status Table を使ってコメントをつけることもできる。