もちろん OpenBSD で活動している開発者はそれぞれ自分なりの目標や優先順位を持ってはいますが、われわれみんなが共有している目標をまとめることはできるでしょう:
もちろん OpenBSD プロジェクトだって運営にはお金がいります。インターネットの回線コストもあるし、みんなが経験するようなハードウェアのアップグレード問題だってあります。このため、プロジェクトは最新リリースの CDROM を発売しています。プロジェクトはまた、資金集めのために T シャツをつくりはじめました。というわけで、もし OpenBSD CD や tシャツを、会議とかその他の売り場や、われわれの CDROM 注文ページ で買ってくれたら、あなたは OpenBSD が今後もリリースを続ける可能性を高めてくれたわけです。
また、資金やハードウェア を寄付してくれてもかまいません。この場合、あなたの名前がこちらの 寄付のページに載ります。これについて詳しくは Theo de Raadtにコンタクトをとるか、あるいはカナダかアメリカドルだての小切手を以下に送っちゃってください:
OpenBSD
812 23rd Ave SE
Calgary, Alberta
Canada
T2G 1N8
(なお小切手の払い出し先は "Theo de Raadt" にしてね。OpenBSD 宛の小切手はぼくは現金化できないのだ。)
寄付をしても、アメリカでは慈善寄付扱いにならないので、税控除の対象にはなりませんが、運営経費として控除できる場合がありますし、なんなら会計士にアドバイスをもらってください。同じことが他の国でも言えます。企業は「善意」という費目で税控除可能な寄付ができる場合があります。
はじめに、Theo de Raadt は OpenBSD を立ち上げるので $30,000 (CDN) 以上お金を使っています。これはおもに、カナダの高価なネットワークコストによるものです(アメリカの暗号政策のため、プロジェクトをアメリカに移すわけにはいかないのです)。いまのところ、企業や教育機関から大規模な資金提供やコスト負担は受けていません。
Theo はフルタイムで OpenBSD の改良を行っていて、プロジェクト資金のほとんどは、開発者に新しいハードを買って OpenBSDの開発が続けられるようにと使われています (たとえば、OpenBSD 開始以降、新種の Ethernet カードが 20 種類以上も市場には出てきています)。したがって、資金提供が常時必要となっているのです。ユーザベースからの寄付がつづくことで、 OpenBSD の存続が保証されるわけです。
以下の地図が、開発者のみんながすんでいるところをだいたい示しています。ときどきアップデートはするようにしますが、あまり期待しないでくださいね。
www@openbsd.org 翻訳上の問題はhiyori13@alum.mit.edu
$OpenBSD: goals.html,v 1.49 2000/05/16 20:09:08 deraadt Exp $