エブセイ・D・ドーマー (Evsey D. Domar), 1914-1997

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 エブセイ・ドーマーの人生をめぐる条件は、かれに有利になるよう仕組まれていたとさえ勘ぐってしまいたくもなる。ロシア生まれで満州育ちの MIT 経済学者であるドーマーは、経済学の三つの大きな分野で貢献を行っている:経済成長、比較経済学、経済史だ。経済成長に関する研究は、1944年の政府負債に関するモデルで始まった。これは、経済成長が政府の債務負担を軽減できることを見当している。GDPの名目成長率が名目利子率以上であれば、負債の対GDP比は増えないという、この通称ドーマー条件は、手軽な政府債務の指標としてよく使われる。かれが一番有名なのは、ハロッドと並行して有名な「ハロッド=ドーマー」成長モデル (1946) を考案し、ケインジアン的な需要による均衡を長期に拡張したことだった。

エブセイ・D・ドーマーの主要著作

エブセイ・D・ドーマーに関するリソース


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