エドワード・H・チェンバリン (Edward H. Chamberlin), 1899-1967.

原ページ
 
Google
WWW 検索 cruel.org 検索

Photo of E.H. Chamberlin

 ハーバードの経済学者で、キャリアの皮切りは有望そうだったのに、結局あまり活躍できなかったエドワード・チェンバリンは、アイデアをたった一つだけしか持っていなかった。それは「独占競争」の理論で、1933年に発表されたものだが、たまたまジョーン・ロビンソンの不完全競争の理論と同時だった。チェンバリンはその後の生涯で実質的に三つのことしかしなかった。 (1) 自分の理論とロビンソンの理論とのちがいを強調; (2) 自分の理論をシカゴ学派などの批判者から擁護 (3) なぜ自分の理論でミクロ経済学に革命が起きなかったか不思議がる。こうした広がりのない考察をまとめたのが、見所に欠ける論文集 (1957) だ。

エドワード・チェンバリンの主要著作


ホーム 学者一覧 (ABC) 学派あれこれ 参考文献 原サイト (英語)
連絡先 学者一覧 (50音) トピック解説 リンク フレーム版

免責条項© 2002-2004 Gonçalo L. Fonseca, Leanne Ussher, 山形浩生 Valid XHTML 1.1