ヘンリー・カーター・アダムズ (Henry Carter Adams), 1851-1921.

アイオワ生まれ、ジョンズ・ホプキンス大とドイツで教育を受けた公共財政経済学者。いろんな点で保守的だけれど、鉄道の規制を支持し、産業組合の合法化を訴えたことで同時代のアメリカ経済学者たち とは一線を画す。「急進的」な教えのためにコーネル大から 1887 年に追い出される。州間商業委員会での統計家としてしばらく身を潜めてから、1888 年にはミシガン大学教授となり、そこで一生を終えた。イーライとともに、アメリカ経済学会を推進し、アメリカ制度学派の先人として広く認められている。
ヘンリー・カーター・アダムズの主要著作
- Outline of Lectures upon Political Economy, 1886.
- A Study of the Principles that Should Control the Interference of the
State in Industries, 1886
- Public Debts, 1887
- Relation of the State to Industrial Action, 1897
- Science of Finance, 1898
- Taxation in the United States, 1789-1816,
ヘンリー・カーター・アダムズに関するリソース
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