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Jared Diamond "Guns, Germs and Steel" Further Readings

 

 以下の示唆は、もっと読み進めたい人のためのものだ。だからカギとなる本や論文以外にも、以前の文献の包括的な一覧を挙げている参考文献を重視するようにしている。雑誌名(イタリクス)に続いて巻号、コロンで区切って論文の最初と最後のページ、それからかっこ入りで発行年となっている。

注:だれか、イタリクスと斜字とどうちがうのか教えてくれ。

プロローグ

 本書のほとんどの章に関係する参考文献としては、人間の遺伝子頻度に関するすさまじいcompendiumがある。

 この驚異的な本は、万人についてのあらゆることをおおまかに説明している。というのも著者たちは、各大陸についての記述をその大陸の地理、生態系、環境についての便利な概要からはじめて、先史時代、歴史、言語、肉体的な考古学と人々の文化についてまとめているからだ。似たような内容について、専門家よりはもっと素人向けに書かれた本としては以下がある:

 もう一つ便利な情報源としては Goran Burenhult 編 The Illustrated History of Humankind (San Francisco: HarperCollins, 1993-94) という五巻シリーズがある。このシリーズの五巻それぞれは、The First Humans, People of the Stone Age, Old World Civilizations, New World and Pacific Civilizations, Traditional People Todayという題名となっている。

 Cambridge University Press (Cambridge, England, 日付はいろいろ)からの各種シリーズは、個別の地域や時代の歴史を提供してくれる。一つのシリーズは、Cambridge History of [X] というもので、X に入るのはアフリカ、初期中央アジア、シナ、インド、イラン、イスラーム、日本、ラテンアメリカ、ポーランド、東南アジアだ。もう一つのシリーズとしては Cambridge Encyclopedia of [X] があって、ここの X はそれぞれアフリカ、シナ、日本、ラテンアメリカ、カリブ海、ロシアと旧ソ連、オーストラリア、中東と北アフリカ、インド・パキスタン・近隣国だ。ほかのシリーズとしては The Cambridge Medieval History, The Cambridge Economic History of Europe, The Cambridge Economic History of India がある。

 世界の言語についての百科全書的な記述としては:

 大規模な比較史としてぬきんでているのが次のものだ:

ユーラシア文明、特に西ユーラシア文明についてのすぐれた歴史が:

同じ著者による A World's History (New York: Oxford University Press, 1979) 邦訳マクニール『世界史』(増田義郎他訳、新潮社 1971)はその題名にもかかわらず、西ユーラシア文明に重点がおかれているし、その点では、V. Gordon Childe What Happened in History rev ed.(Baltimore: Penguin Boks, 1954) 邦訳『歴史のあけぼの』(今来陸郎・武藤潔訳、岩波書店 1967)も同じ。また西ユーラシア文明に重点をおいた比較史としてC. D. Darlington, The Evolution of Man and Society (New York: Simon and Schuster, 1969) の著者は生物学者で、わたしが描いた大陸史と家畜化の関係と同じ結びつきを認識している。Alfred Crosby の2著書は、ヨーロッパの海外拡張についてのぬきんでた研究で、特にそれにともなう植物、動物、細菌に力点をおいている。

 文化人類学者の立場からの比較史としては以下がある:

 人間社会に対する地理的影響を研究しようという初期の試みの例としては:

その他重要な歴史研究は、エピローグの参考文献に挙げてある。拙著 The Third Chimpanzee (New York, HarperCollins, 1992) [邦訳はダイアモンド『人間はどこまでチンパンジーか 人類進化の栄光と翳り』(長谷川真理子、長谷川寿一訳、新曜社, 2000] の特に14章は、ユーラシアとアメリカの比較史を扱っていて、本書に至る思考の出発点となっている。

 知性の集団的なちがいについて、最近のいちばん有名あるいは悪名高い参加者は、次のものだ:


第1章

 初期の人間文明に関する優れた本としては、以下のようなものがある:

 ネアンデルタール人について特化した、一般向けの書物三冊が:

 人間の起源に関する遺伝子上の証拠は、プロローグですでに挙げた L. Luca Cavalli-Sforza et al. の二冊のテーマとなっているし、拙著 The Third Chimpanzee (New York, HarperCollins, 1992) [邦訳はダイアモンド『人間はどこまでチンパンジーか』第一章のテーマでもある。遺伝子上の証拠についての近年の進歩については、以下の技術的な論文2編がある:

 オーストラリア、ニューギニア、ビスマルク群島、ソロモン群島の植民についてと、大型動物の絶滅についての参考文献は、第15章のFurther Readingsに挙げてある。特に Tim Flannery The Future Eaters (New York: Braziller, 1995) はこうした話題を明快でわかりやすいことばで論じ、オーストラリアの巨大ほ乳類がごく最近まで生きていたという主張の問題点を説明している。

 更新世後期と、近年の大型動物の絶滅についての標準的なテキストが:

 もっと最近のアップデートとしては:

David Steadmanは、以下の論文で、絶滅が太平洋諸島への人間の定住にともなうものだという近年の証拠をまとめている:

 アメリカ大陸への人の移住と、それにともなう大型動物の絶滅に関する一般的な議論と、それに伴った各種論争については:

 を参照。どちらも他の参考文献をたくさん挙げている。メドウクロフト遺跡の pre-Clovis期の証拠について、J. M. Adovasio の執筆した章が以下の本にある:

Clovis horizonと報告されたpre-Clovis遺跡の専門家、Vance Haynes, Jr. の論文としては

Pedra Furada遺跡をPre-Clovisと論じるのは、以下の論文:

 Pre-Clovis 論争に関連したその他の出版物としては以下がある:



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YAMAGATA Hiroo <hiyori13@alum.mit.edu>