山形が買って後悔した本や CD リスト

2002 q2

霧中(村崎百郎が正しかった)、 電脳アリス(パソコンで検索ができるようになったのがそんなに得意かね)、 有限微小(こんなもんっすか)、 kevorkian(もともと凡庸なラジオシリーズを、大量の余白で薄めた愚作)、 外資(時事ニュース焼き直しに酒場のグチの合いの手が入るだけの小説以前) 不良債権(整理にはいいが知見皆無) ODA検証(全然検討してないし、原著が1999年で古すぎ) textimage(無用に狭い考察) ライヨン(インチキ外人のトンデモ煽り) アフリカ(植民地主義はよくないと言えばすむと思ってんの?) 猪口ペリー(「読み解く」と言いつつ中身にまるで触れない解題ってなに?) 日本経済(この10年の不況は「日銀も大蔵も政治家も事情があったから仕方ない」! それですんだら警察はいらない) 魔術的芸術(盲目的な科学・合理主義嫌いのおかげで、昔は魔術が科学の一種でもあったことに思い至らずにわけがわからなくなっているブルトンかなしや) スポーツイベント(大阪オリンピック誘致関係者が、ひたすらスポーツイベントのいいとこだけ書き立てた悪質な偏向本) 沈黙の惑星(理屈も何もあったもんじゃない出鱈目エコロ本) 魔術的芸術(盲目的な科学・合理主義嫌いのおかげで、昔は魔術が科学の一種でもあったことに思い至らずにわけがわからなくなっているブルトンかなしや)

みなさまは、同じ轍を踏みませぬよう。


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