Page | 位置 | 誤 | 正 (改訂部分は赤) |
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p. 69 | l. 9 | グライダーのちがいとかその仲間を | グライダーの識別やそれに類するものを*5 |
p. 128 | l. 11 | それならその「原因」ついての議論にこだわっても | それならその「原因」についての議論にこだわっても*5 |
p. 138 | l. 8 | でも実は、かれが関心を持ってたのは本当の可能性なんかじゃなくて、自分があのパットの試合に関心があったんだよ! | でも実は、かれが関心を持ってたのは本当の可能性なんかじゃなくて、あのパットの試合そのものなんだよ!*5 |
p. 142 | 最後から2行目 | こんな軟着陸は両立性を言いかえただけのものかもしれない | こんな軟着陸は両立論を言いかえただけのものかもしれない*3 |
p. 145 | 本文最後の行 | 直感的自己 | 本体論的自己*3 |
p. 146 | 10行 | 第一発起人 | 不動の第一動者*7 |
p. 150 | l. 11 | ケインには確かにギャップ――決定論のすきま――を必要としている。 | ケインは確かにギャップ――決定論のすきま――を必要としている。*5 |
p. 165 | l. 6 | 非道徳的 | 不道徳的*3 |
p. 168 | l. 5 | タイプ(ⅲ)の奮闘意志を形成するような事態――比較的少ないはずだ、という発想に基づいている。 | タイプ(ⅲ)の奮闘意志を形成するような事態――は比較的少ないはずだ、という発想に基づいている。*5 |
p. 181 | l. 3 | その動物が哺乳動物ではないとの判定する他の根拠 | その動物が哺乳動物ではないと判定する他の根拠*5 |
p. 196-7 | 各所 | 快楽主義的 | エピクロス的*7 |
p. 201 | l. 2 | あの若手指揮者の作戦 | あの尊敬を得ようとした若手指揮者の作戦*3 |
p. 204 | l.11 | 変化を伴う子孫 | 子孫への変化を伴う継承*7 |
p. 204 | l.11 | 生物学的進歩 | 生物学的進化*7 |
p. 216 | l. 13 | 種には多数の遺伝子が必要だ | 種には多数の染色体が必要だ*3 |
p. 224 | l. 7 | 遺伝的決定論だろうと環境決定論だろうと、その混合でもない | 遺伝的決定論でも環境決定論でも、その混合でもない*5 |
p. 225 | l. 5 | 情報豊かな欲求 | 情報をふまえた上での欲求*3 |
p. 229 | 最後の行 | かれらには難を逃れる機会はたっぷりあったのだが | かれらには難を逃れる空機会はたっぷりあったのだが*3 |
p. 238 | 最後の行 | こうした学習内容自体が選択的な刈り込みの対象となる可能性があるので | こうした学習内容自体が(たとえば重力とはちがって)選択的な刈り込みの対象となる可能性があるので*3 |
p. 261 | ll. 7-8 | 人口遺伝学者 | 集団遺伝学者*4 |
p. 283 | l. 12 | 鳥の自由意志ではもう役不足で | 鳥の自由意志ではもう不十分となり*5 |
p. 283 | l.12 | 役不足 | 力不足*7 |
p. 323 | ll. 8-9 | 水平膝状体を通って黄紋皮質まで | 外側膝状体を通って皮質有線野*6 |
p. 323 | l. 11, 最後の1行 | 黄紋皮質 | 皮質有線野*6 |
p. 324 | l. 10 | 特別な近く力 | 特別な知覚力*6 |
p. 344 | l. 12 | 多くの生物は、家の増築や道づくり、見張り、隠れる等、近所の他の特徴をこなすために | 多くの生物は、家の増築や道づくり、見張り、隠れる等、身の回りで起こる各種の作業をこなすために*5 |
p. 349 | 注4 | セラー (Sellar 1963) | セラーズ (Sellars 1963)*7 |
p. 365 | l. 11, l. 17 | 人口 | 個体群*5 |
p. 366 | l. 5 | 世論の正しさを自分を納得させるためであったにしても。 | 世論の正しさを自分に納得させるためであったにしても。*5 |
p. 366 | 最後から4行目 | 人口 | 個体群*5 |
p. 370 | 冒頭引用部 | 規範を設計しなおす | 規範を設計する*3 |
p. 386 | l. 2 | 明示的な発表とちょっとした小技 | はっきりした宣言と姑息な裏技*7 |
p. 386 | ll. 11-12 | その後は末永く幸せに暮しましたとさ | その後はみんな末永くもっと幸せに暮しましたとさ*3 |
pp. 386-387 | 最後から3行目~5行目 | 罪と怒りはうまく組み合 わさる。罪は怒りを抑え、罪の脅しは怒りを引き起こすような行動回避をうながす。罪と 怒りを思いっきり押さえつけたり――すさまじい社会の組み直しによって――完全にそれ をなくした社会では、人々は相互にどう振る舞うだろうか? あるいは罪と怒りのバラン スを崩して、どっちかがちょっとオーバーシュートするようにしたほうがいい可能性はないだろうか? 強硬な決定論者は、害をなしたときに罪を感じたり、害をなされたときに 怒りを感じたりというのを何とかしてやめたほうが、世の中はいい場所になるんだよと言 う。でもこの方向での可能な「治療法」がその「病気」よりひどくないとは言い切れない。 怒りや罪にはそれなりの合理性があるし、それは人間心理に深く埋め込まれている。 | 罪悪感と怒りはうまく組み合 わさる。罪悪感は怒りを抑え、罪悪感の脅しは怒りを引き起こすような行動回避をうながす。罪悪感と 怒りを思いっきり押さえつけたり――すさまじい社会の組み直しによって――完全にそれ をなくした社会では、人々は相互にどう振る舞うだろうか? あるいは罪悪感と怒りのバラン スを崩して、どっちかがちょっとオーバーシュートするようにしたほうがいい可能性はないだろうか? 強硬な決定論者は、害をなしたときに罪悪感を感じたり、害をなされたときに 怒りを感じたりというのを何とかしてやめたほうが、世の中はいい場所になるんだよと言 う。でもこの方向での可能な「治療法」がその「病気」よりひどくないとは言い切れない。 怒りや罪悪感にはそれなりの合理性があるし、それは人間心理に深く埋め込まれている。*3 |
p. 388 | 最後から6行 | 現実的 | 実践的*7 |
p. 388 | 最後から4-5行 | 人はちょっと日和見的な小技の束であり | ヒトはあらゆるスキを手当たり次第に利用する小技の集合体*7 |
p. 394 | (2個所) | フランクフルト | フランクファート*1 |
p. 395 | ll. 11-12 | でも一人は心底自分の宗教と合致していて、もう一人はちがう。同一性というのは、 | でも一人は心底自分の宗教を我がものとしており、もう一人はちがう。我がものとするというのは*3 |
p. 418 | 最後から6行 | 道徳的に確実に知っている | ほぼ確実に知っている*7 |
p. 420 | l. 8 | アラン・ギバートが「最大の教区における偏狭性」(Gibbard 1990, P.315)なるものを実現するよう | アラン・ギバートが「最大の教区における偏狭性」(Gibbard 1990, P.315)と呼んだものを実現するよう*5 |
p. 421 | l. 14 | 心理の発見に必要な | 真理の発見に必要な*3 |
p. 428 | l. 5 | 広い外観 | 広い概観*7 |
p. 450 | l. 6 | こそが、自然の生み出した | これこそが、自然の生み出した*5 |
参考文献 p. 474 | Austin, John, 1961, "Ifs and Cans," Philisophical Papers, J.O. Urmson and G. Warnock, eds., Oxford: Clarendon Press. | (邦訳を追加) | 邦訳 1991, オースティン「'もし' と 'できる'」『オースティン哲学論文集』収録, 坂本百大訳, 勁草書房.*1 |
参考文献 p. 469 | Hardin, Garrett, 1968, "The Tragedy of the Commons," Science, 162, pp. 1243-48. | (邦訳を追加) | 邦訳 1993, シュレーダー・フレチェット編『環境の倫理(下)』京都生命倫理研究会, 晃洋書房*3 |
参考文献 p. 469 | Hart and Honore, 1959, Causation in the Law, 1959, Oxford: Clarendon Press. | (邦訳を追加) | 邦訳 1991, ハート&オノレ『法における因果性』井上祐司他訳, 九州大学出版会.*1 |
参考文献 p. 469 | Honderich, 1998, A Theory of Determinism | 邦訳 云々 | 削除*1 |
参考文献 p. 469 | James, William, 1897, The Will to Believe and Other Essays | (邦訳を追加) | 邦訳 1919, ゼームス『信仰の哲学』太田善男訳, 天佑社.*2 |
参考文献 p. 469 | James, William, 1906, 再版 1975, Pragmatism | (邦訳を追加) | 邦訳 1957, ジェイムズ『プラグマティズム』桝田 啓三郎訳, 岩波文庫.*3 |
参考文献 p. 468 | Kant, Immanuel, 1784, 再販 1970, "Idea for a Universal History with a Cosmopolitan Purpose" (後略) | (邦訳を追加) | 邦訳 2000, カント「世界公民的見地における一般史の構想」, 福田喜一郎訳, 坂部他編『カント全集 14: 歴史哲学論集』岩波書店, pp. 1-22.*2 |
参考文献 p. 466 | Moore, Wayne R., 1970, Foundatins of Mechanical Accuracy | (邦訳を追加) | 邦訳 1974(?), W.R.ムーア『超精密機械の基礎』長岡敏郎他訳, 国際工機株式会社.*2 |
参考文献 p. 466 | Poundstone, William, 1985, The Recursive Universe: Cosmic Complexity and the Limits of Scientific Knowledge, New York: Morrow. | 邦訳追加 | 邦訳 2003, パウンドストーン『ライフゲイムの宇宙』(有澤誠訳、日本評論社)*1 |
参考文献 p. 465 | Ryle, Gilbert, 1949, The Concept of Mind, London: Hutchinson. | 邦訳追加 | 邦訳 1987, ライル『心の概念』(坂本百大他訳、みすず書房)*1 |
参考文献 p. 464 | Whitehead, Alfred North, 1933, 再版 1967, Adventures of Ideas | (邦訳を追加) | 邦訳 1982 (第3版1988), ホワイトヘッド『観念の冒険』山本誠作, 菱木政晴訳, 松籟社.*2 |
*1: 稲葉振一郎氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*2: 読者の方よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*3: kallikles氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*4: 青木重幸氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*5: 広末吉彦氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*6: 橋本光彦氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
*7: 木島泰三氏よりご指摘いただきました。ありがとうございます。
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