最近の噂
風の噂ではございますが……
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2010/07
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トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』についての読売新聞書評について、2チャンネルでこんなコメントを見かけた。下衆の勘ぐり、と言えなくもないし、都甲幸治が意識的に利益誘導するような人物ではないと思いたい一方で、確かにそういう邪推をする余地が十分にあるのも事実。メイスン&ディクスンは、だれかが何らかの形で書評すべき本なのはまちがいないし、そのためには背景知識のある人にそれをやらせるのが妥当ではあるのだけれど、英文学業界は狭い貧しい世界なので、知識のある人といえばこうした同業者のお手盛りになりがちだ。そして今回の書評も、そういう立場に自覚的な、批判を跳ね返せるだけの厳しさやおもしろさを持っているかといえば、残念ながらそうは言えないと思う。かく言うぼくも、ピンチョンが少しは売れてほしいとは思うんだけれどね。でもメイスン&ディクスンはぼくですら原著50ページで挫折した本ではあるし、決して万人にお勧めできる本でないのもまちがいないところ。それを敢えてほめるなら、もっとポイントをしぼる戦略性がないと、内輪のお手盛りと言われても仕方ないと思う。それがむずかしいのはわかるんだが、でもそれで(朝日の水準とある程度は比肩するものなら)高い金もらってるんだし。本当は読売新聞の文化部がそうしたバランスを考えて、文句のないフェアな書評になるよう配慮しなくてはいけないんだが……
でも多くの書評委員は、敢えて火中の栗を拾うようなこともしたがらず、こんな分厚いめんどくさい本なんか読むのもアレだし、まして書評なんぞしたがらないというのもわかるだけに、むずかしいんだけどね。ぼくなら喜んで手を挙げるだろうが、たぶんそれがきわめて読者を選ぶ本だということをくどく書いてボツにされるだろうなあ。
(2010/7/4, id)
2010/06
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飛行機の中では、イーキン・チェン&アーロン・クォックの「Storm Warriors 2」(だったっけ)を見て、これは千葉真一が悪役で出ていた最初のやつがよいできだったので期待していたのだけれど、指輪物語の影響受けすぎな感じで、あと脚本が脈絡なさすぎでどうしようかという感じ。アーロン・クォックはもう髪を青く染めてないし。あと、ちょい役で出てくる女の子二人が高校生みたいで、ヒーロー二人とつりあわなすぎ。そういえば、ジジ・リョンあたりから香港アイドルはチェックしてないなあ(ってもともとチェックしていたわけじゃないが、ウォン・カーワイやシャウシンチーの映画を観てると、前はいやでもそのときの旬の子が出てきたじゃないか)。
あと、『サイボーグ・カンフー』とかいう香港のコテコテな、全体にお笑いで押して最後にちょっとシリアスというありがちな映画も観たんだが、トランスフォーマーをそのまんまパクった、かなり力の入った変形CGをやっているのには感心。全体に安手の映画で、ここまで手間とコストをかけるとは予想外。それとも、あの程度のCGなんていまはコストもさしてかからないのかな。
(2010/6/13, id)
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全然関係ないが、「ナルト」はやっと疾風編に入ったが、急に春野さくらが活躍するようになっていて多少改善は見られるような。また『いちゃいちゃパラダイス』はスピンオフ商品で出てるかと思ったら、出てないのか。
(2010/6/13, id)
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今日、Voice の最新号が届いた。毎号見るたびに、Voiceは変わったなあ、と思う。ぼくが連載を始めた頃は死に損ないの、保守といえば聞こえはいいが単に論理性と柔軟性のないだけの老害ヒョーロンカどものスクツで、何でこんな雑誌が続いているのか不思議なくらいのものだった。それがいまや、あれやこれや文句もないわけじゃないが、リフレ派の一つの拠点となり、賛成反対はあっても読むに値する論説がたくさん出るよい雑誌になっている。
さてぼくが今回の号でおもしろいと思ったのは、上杉隆のコラム。
ぼくは上杉隆の書くものをあまり評価していない。ぼくにとってかれは、全体としては民主党の提灯持ちに分類されている(その中で少しはまともではあるが)。かれが前から主張している、記者クラブ廃止論は、確かにその通りだと思う。でもその同じ文でかれは、自分が古巣である民主党の(元)首相筋との個人的なコネから得たと称する情報を得意げにひけらかす。記者クラブがダメなのはそれが閉鎖的で、情報源たる政府との癒着を引き起こすからだ。でもそれを廃止したところで、情報源がもっと閉鎖的なコネだのになってしまうなら、かえって状況は悪化する。それはジャーナリズムを一層ダメにするものだ。上杉の記者クラブがらみの主張は、ジャーナリズムのあるべき姿なんか関係なくて、実は単に自分のコネの希少性を高めるための利己的な主張でしかないんじゃないか、とさえぼくには思える。
そしてかれはそろそろ、これまで民主党ヨイショを散々してきたことについて、総括して自己批判すべきじゃないかとぼくは思っていた。特に沖縄基地移転問題について、かれはしばらく前のVoiceコラムで、アメリカが旧案廃止に難色を示しているのは、今後日本からいろいろ条件を引き出すためのポーズでしかないと書いていた。つまり日本(鳩山)ががんばれば、アメリカは折れるはずだということだ。それを理解せずにおたついているやつは、外交のイロハのわかってない素人だ、という意味のことをかれは述べていた。
が、実際にどうなったかはご承知の通り。アメリカはまったく譲らず、鳩山は醜態をさらしたあげくに、もとのさやにも戻れるかわからない状態になってしまった。おたついた人々が正しく、外交通を自負していた上杉や、そのネタもとの鳩山筋は、まるっきりの見当外れだったわけだ。
それについて何か書こうか、と思っていたら、今回の連載コラムで、上杉がこの件に触れていたんだが……かわいそうなくらいの戸惑いぶり。なぜこうなったのかわからない、と上杉は書いている。鳩山は基地問題をもっと勉強して、もっといろいろ知っていたはずだとか、アメリカも態度を和らげていたはずだとか、それなのになぜ鳩山があんなことを言ったりやったりしたかわからない等々。上杉のうろたえぶりだけがひたすら伝わってくる。
これを見る限りどうも、かれが鳩山筋だと思っていたコネ情報源は、実は上杉が思っていたほど鳩山筋ではなかったようだ。少なくとも実際の動きをきちんと把握できてはいなかったらしい。結局上杉は、政府内部に自分がパイプを持っているという幻想に酔って、コネや「その筋」からの怪しげなネタを右から左へ垂れ流していただけではないか? 裏取りとかはしたんだろうか? そして基地についてそうなら、他のネタはどうなんだろうか。ディープスロートが特ダネをくれても、ちゃんとそれを確認する作業はジャーナリズムには必須なのだ。
そんな上杉ですら、ぼくはその他の民主党提灯持ち "ジャーナリスト" どもよりましだと思っている。民主党政権で、株価が何倍だの景気チョー回復だのとはやしたてたAERAとかに比べれば、こんな記事を書くだけマシで、少なくともある程度は正直だということもわかる。だからこれをきっかけにかれが、本当にあるべきジャーナリズムの姿を真面目に考えてくれる可能性も、ないわけではないと思っているんだが……どうだろう。
ついでに鳩山が辞めたとき、日経はすぐに号外なるものを出し、そしてその翌日に日経平均が300円上がったら、日経はなんとそれでも号外を出していた(ネット上で)。そもそも日経平均が300円上がったくらいで号外なんか出すのぉ? それにも増してネット時代に「号外」という時代錯誤ぶりもさることながら、さらにその時代錯誤の号外をネットに出すというまったく意味のないアレに、ぼくはかなり驚くというか呆れたんだが。ジャーナリズム、というか日本のメディアも進歩しませんねえ。 (2010/6/10, id)
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ベトナムのビンズン省投資セミナーにでかけてきて、ちょうどいまやっているベトナムの省の投資誘致能力向上という点でとても参考になったんだが、一応これはビンズン省の投資誘致であり、特にその中のある工業団地開発業者の主催ではあり、したがって当然かれらの宣伝なので、聞く人はそれなりに割り引きながら話を聞くわけだ。
ところが質疑応答に某総合商社の人が質問にたって「おたくの工業団地以外にビンズン省には27の工業団地があるというが、そのそれぞれの長所短所を説明してほしい。それとビンズン省以外の省について、ビンズン省と比較してどうなのか説明してくれ」。ちなみにベトナムには全部で65省かそこらあります。日本でいえば、千葉県成田工業団地の投資セミナーにきて「千葉県のほかの工業団地すべての概要を説明しろ、ついでに都道府県のそれぞれについて千葉県と比較してどうなのかを述べよ」と言ってるに等しい。
そんなの質疑応答でいきなり答えられるわけないじゃーん。ビンズン省とこの工業団地の宣伝なのに、他の場所についてあれこれ宣伝したくもないでしょー。知ってても、数時間じゃすまないすごい要求だし、5百万円くれるなら、まあ来月末には報告書まとめてあげるけどぉ、というくらいの質問。来場者みんな目を白黒、壇上の回答者たちも顔を見合わせて苦笑で、特にいっしょにきていた弊社の女の子は大喜び。「聞きました、聞きました??!! 総合商社って、すっごいですねえ、ああいうの平気で質問できちゃうんですねー、体育会系っつーか、あのくらい面の皮が厚くないと商社ってつとまらないんでしょうかねえ、アハハハハ」とのこと。
いや、つとまるとは思うけど、でも時々いるよなー、こういうお客さんって。自分の要求がどの程度の作業を伴うか一切考えることなく、無茶な要求平気でしてくる人って。ダメもとで、というんじゃなくて、そもそもダメかどうかも考えてないという。そしてその中でも、なぜそれが無茶かを説明するとおとなしく引き下がってくれる人と、「客のいうことが聞けないのか!」とかえって逆上するたちの悪い人とがいて…… (2010/6/9, id)
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まったくの偶然で、さっき Dr. Demento をググったら、ラジオ番組の放送は2010年6月6日で最終回、とウィキペディアに書いてあった。6月6日……昨日じゃないか!!
冗談音楽しかかけない番組で、ウィアード・アル・ヤンコビックも、Eat it でビッグになる前はこの番組で育った人物。コメディアンだった頃のウィル・スミスも。昔、FENでこの番組をずっとやっていて、FENが民間委託されてつまらなくなる1980年代末まで欠かさず聞いていた。MITでもこのネタで仲良くなったやつに悪いやつは一人もいなかった(って三人しか出会わなかったが)。でもその後ずっといままで続いていたとは知らなかった。なんと40年!
各種ブログを見ると、「ラジオの一時代の終焉」と書いているところが多くて、まさにそんな感じ。ラジオが万人の聞くマスメディアから、限られた関心の核としてコミュニティメディア的に機能するようになった一つの代表的な事例ではあって、日本の深夜放送とかと似たのりだった(タモリがオールナイトニッポンやってた頃とか)。といっても、これを読んでいる人はたぶん、だれ一人として知らないだろうけれど、なんだかとても感傷的な気分。 (2010/6/7, id)
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Warning, XX RATED STUFF... sort of. A couple of days ago, I had a weird dream. I was in the middle of some steamy activity, getting down to it, if you know what I mean, when I realized that I had a handle growing from my back, and that handle was connected to my male organ. In order to properly do it, I figured out that I had to move the handle. It was hard to do, because you had to put one arm behind you, and the movement inflamed where the handle was connected (near the rectum). But the girl under me (no one in particular) was complaining that I wasn't moving the handle hard enough, and we started screaming to each other about "we need to increase the efficiency!" "innovative approach!", and then I woke up and felt really, really, lame and sad. Can't I even get properly laid in my dreams now? Obviously, I'm working too much. People, DO NOT talk to me about efficiency for a while. Just had to get it off my chest, because it kept coming back to me for the last 3 days. I suspect that the Sichuan food that I had Wednesday has something to do with the inflammation... (2010/6/5, id)
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なんだか、おもしろそうな本が出るみたい。これを見て思い出したんだけれど、実はぼくは、Forbes 日本版という雑誌に連載していたことがある。1999年頃だったかな。ほんの数号で終わってしまったし、何を書いていたのかも忘れたし、手元に原稿も残っていないからウェブページにもあがっていない。が、この雑誌で一つ覚えていたのは、巻頭コラムを当時アメリカにいた日本人経済学者が書いていたこと。そしてクルーグマンが「日本のはまった罠」を発表したしばらく後に、そこにはこんな内容が書かれていた:
「日本の不景気が総需要不足のせいだなんていう人がいるが、わたしがたまに日本に帰ると人々はブランド商品を買いあさり、バブリーなレストランに行列をなしているではないか、これのどこが需要不足だ、経済学者たるもの変な空理空論に流されることなく、現実の経済を見なくてはいかん」
これを見てぼくは世のえらい経済学者と称する人々の見識の低さに憤死しそうになり、どっかでこの人を、自分の身の回りしか見えない視野の狭い人物の見本として罵倒してやるべぇと思って何かメモを書き殴ったものだった。
結局その文はどこにも使わず、そしてリフレ関連の文を書くたびにそのことは思い出しつつ、別にいまさら蒸し返そうとも思わなかった。そして、そうしなくてよかったと思う。その経済学者は、いまや日本の総需要不足をきちんと認識し、いまやリフレ派の重要な経済学者として隠れもなき存在だからだ。その人を正面切って物笑いの種にしていたら、ベロータのスナッフルズみたいにヘソを曲げて、リフレ説が正しく思えてもあの山形なんかが旗振ってる説を応援なんかしてやるもんか、と思ってぼくたちはリフレ派の重要な援軍を失っていたかも知れない。そんなことを最近思う……と思って昔書いた文を見たら、ここでしっかり悪口書いてました。そんなことを気にする度量の狭い方でなくてよかった。
小野義康も、ぼくがあのときねちねち絡まなければ、ひょっとして今頃は素直にリフレ派に……なんてこともときどき思うんだが、それはちょっと自意識過剰の考え過ぎかなあ。 (2010/6/4, id)
2010/05
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おお、書いている人がいた。入管が、ガーナ人の不法滞在者を強制退去させようとして、かなりすさまじいことをやったらしく、飛行機に乗せられた時点で意識不明、カイロに到着したときにはすでに死亡というひどい話。しかもメディアではほぼまったく報道なし、さらにかれの日本人の奥さんは、この話がネットに出た瞬間に、「なんかあるといけないから」と勤め先から解雇されたんだって。ぼくもこのブログの人と同じく、The Economist の記事 ("A nation's bouncers," 2010/5/10号、pp..34-6) で知った(このブログ記事はほぼそのままの翻訳だけれど、訳は正確)。これが千葉景子の法相就任の反動だという、この記事の弁護士の説はかなりイミフだが、それにしても入管もその奥さんの勤め先企業もメディアも、あまりにひどすぎる。 (2010/5/30, id)
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最近話題の iPaD とか IPhone とか各種ハイテク製品の組み立てを請け負っているFoxconn で、最近自殺者がたくさん出ていて、労働環境がどうしたこうした、タコ部屋じゃないのか、サクシュはんたーい、といったありがちな左翼っぽい話や、これだから中国は的なアンチ中国ネラーみたいな連中が喜んだりしている話があれこれ飛び交っているんだが、調べて見ると Foxconn は最低賃金よりずっと多い給料を払っていて、宿舎その他の待遇も類似の企業に比べて大変に整備されているし、自殺者の遺族にはかなり多額の見舞金(基本給十年分!!!)が支払われているしで、労働環境的にはあまりこれという問題が見つからずにみんなどうしていいかわからないみたい。ほかには中国人の記者が覆面入社して潜入ルポとか書いているけれど、「都会の金持ちのぼくたちとはぜんぜんちがう世界なんだなあ」というだけの代物に終わり、お坊ちゃんの想像力のなさ露呈しているだけで、これという話もないし。委託しているハイテク企業も、懸念してる、何とかしろというだけ。
そして一つおもしろいというべきか、ちょっとやりきれんなと思うのが、このEngadget 記事の、update 前の最後の部分。自殺者が自殺する原因の一つは、遺族への補償があまりに手篤いからだ、という指摘。それがどのくらいのウェイトを占めるのかはわからないけれど、そういう面があっても不思議ではない。むしろ待遇や福利厚生がよいからこそ自殺が増えてしまうという、変な状況があらわになっていて、何と言ったらよいものか。
(5/30追記) あとそれに加えて、あまりに忙しいんでいまは身分証さえあればだれでも雇う状態で、やばそうな人をきちんとチェックしてスクリーニングできないのも問題らしい。
(2010/5/28, id)
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ちなみに四月末にベトナムにいたら、昼飯時に10人くらいで入ってきて明らかにお金持ちな現地一家が、ガバガバという感じで赤ワインのボトルを空けつつ、躾のなっていないお子様方3人の一人ずつに iPad をくれてやっていて、まわりの人(ってわれわれ)は仰天。なんだかしらないが、まだアメリカでしか売ってないはずなのに、ベトナムにはやたらに iPad が出回っていて(ふつうに店頭販売)とても不思議だった。それと前後してベトナムからアップル関連のリークが山ほど出てきて、どうもアップルがいまベトナムで明らかになんかやってるのか、あるいはいま中国南部の企業がベトナムのクァンニン省とかに結構進出してるみたいだから、Foxcon が出してるのかなあ、とかいろいろその場では憶測したんだが、調べようと思って調べてない。 (2010/5/28, id)
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そろそろIPv4 が枯渇する頃じゃなかったっけと思って調べると、あと7%とのこと。こちらとしてはipv6に移行するのはやぶさかではないし、マシンやOSは対応しているはずだし、Bフレッツも対応しているはずなんだけれど、ipv6.google.com に行けないし、原因を調べるのも面倒なので放置中。NAT配下でグローバルIPがもらえてないせいと、プロバイダが未対応だからじゃないかと思うんだが。(2010/5/4, id)
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ナルトを流しながら何百回か分見終えたが、少年ジャンプの技の威力インフレはまあしょうがないとして、チームの紅一点、春野さくらの無能さ加減はちょっと尋常ではない。一応お約束でお勉強はできる役を割り振られてはいるし、「チャクラのコントロールは最高」という設定ではあるものの、それが役にたつことが一度たりともない。一つくらいは技をあげるとか、最近では普通、ちょっとくらいは女の子にも活躍させるもんだけどね。ハーマイオニーだってそうだし。まあ最近の回では、多少活躍させてもらっているみたいだけれど、これまた医療担当。冒頭ではお約束の女湯のぞきもあるし、ミナコ・サイトウ先生の紅一点論の教えはまったく役立っていないようで。あとこれを見ていると、最近の欧米でのバカな忍者ブームというのはこんなあたりからもきているのねー、というのが何となくわかる。 (2010/5/4, id)
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ベトナムから戻ったらこないだ受けたTOEICの結果が届いていたんだけれど(JICAなどのプロジェクトに応募するとき、あまり古い語学証明だと嫌われるもんで)、数年前の前回に続いてまた一問ミスったようで同じ990点。前の時は「ジェーン、あたしの来週のフライトは何曜日だったかしら」とかいうリスニングで、おまえのフライトなんか知るかよまったく、自分で調べろと思ってその先聞くのをやめちゃったし、今回は電話での返品方法説明で、聞き逃しても聞き直せばいいやと思ってぼんやりしてたら途中聞き逃しちゃったんだよね……
という話を同僚にしたら「いや990点で満点です」と言われて調べてみたら、ホントにそうだった。なんだ、前回もまちがえたわけじゃなかったのか。 (2010/5/1, id)
2010/04
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ベトナムのテレビで『24』をやってるが、ジャック・バウアー以外知ってる人が全然出てこないし、なんかもう爆発を見ても拷問を見ても「またか」という感じしかしなくて、あまり見たい気がしなくなっている。シーズンいくつなのかもわからないけど、興味もないや。続いてCSI:マイアミをやっているが、これまたいきなりメディア王が高層ビルのオフィスで暴漢を突き飛ばしたらそいつが窓を破って転落、という設定で、高層ビルでそんなヤワな窓ガラス使いませんって、と思ったらその後のいかにもな科学捜査もうそくさく見えてしまってちょっと鼻白む。アニメチャンネルで「Naruto」やってて、かえってそんなののほうがおもしろいかも。すぐ飽きそうだけど。 (2010/4/26, id)
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エコ関連ネタもう一つ。一部で話題になったカナダの心理学の研究なんだけれど、エコ製品を見せたりそれについて話を聞かせたりすると、人々はもっと博愛的な行動を取ったりして道徳的な善行をしやすくなる、とのこと。ところが、そうしたエコ製品を実際に買うと、その後で人々はインチキしたり盗んだり、不道徳な行動をしやすくなるとのこと。どうも、自分はエコで立派な行動をしたえらい人間なんだから、その分悪いことをしてもおおめに見られるんだ、という意識が働くらしい。これで身の回りのエコロな連中が独善的でおしつけがましいいやな連中であることの説明がつきそうだ。エコは宣伝するだけにして、実践しないほうがいいってことですな。 (2010/4/23, id)
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IPCCがまたもやたたかれている。こんどはバングラデシュ。温暖化して海面上昇したら、バングラデシュみたいな低地国は国土の 17% が浸水して 2050 年までに難民 2千万人、というのが IPCC の報告だったんだけれど、ADB 出資でバングラの CEGIS がやった調査では、水面があがったら上流からくる堆積物の収支も変わるので、海岸線は結局ほとんど変わらず、IPCC の予測は明らかに過大だよ、とのこと。IPCC が参照した調査は、堆積物のことをまったく考えていなかったので、被害を過大に見積もる全然変な結論をだしてしまっている、とのこと。
まあバングラは低地国なので、浸水はずっと問題だし、雨期のダッカは本当に水浸し状態で、しかも都市部は堆積物の恩恵を受けにくいからいろいろ対応は必要になる。でもそれは排水設備とか堤防で何とかできる程度の話。温暖化は炭素排出削減なんかじゃなくて、ポイントごとの対応策で適応すべき、という議論(ぼくはこの立場)でもバングラの保護はかなり金がかかりそうだというのは悩みだったんだけれど、それが比較的軽くてすむんなら、難民も出ない、被害も少ない、対応も安上がり、いいことだらけ。というわけでありがたい話ではあります。
でも IPCC ももう少しまともな仕事してほしいなあ。アル・ゴアなんか読むだけ無駄だが、IPCC の言うことなら一応は傾聴しようと思っても、これではねえ。原因はいろいろあるだろうが、パチャウリ議長があまりにインド的な商売人&プロパガンダ屋すぎたのも非常に大きな要因だと思うから、あいつをクビにしないとダメじゃないかな。議長があちこちで危機だ政策対応だと一方的な主張を講演して、別の意見の持ち主をナチ呼ばわりするようでは中立的な機関だとは言えないわな。原点に戻らないと。まあ今年は例年のアースデーのバカ騒ぎも、火山による飛行機運休の影響もあってかほとんど聞こえなかったし、そろそろエコもピークを過ぎた感じで結構なことです。
ところでパチャウリの書いたエロ小説ってまだ英語版は出ないのかな。 (2010/4/23, id)
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難産の末にできあがった、入魂ってほどでもないががんばった訳書がついに完成、見本をもらってパラパラ見ていたら……大ポカを発見。うーん、困った困った。たぶんぼくのせいではないのが救いではあるが、それでも困った困った。正誤表でなんとかできなくもないが、かっこ悪いし……困った困った。
困っていても仕方ないし、本質的な中身に関わる部分ではないので、そのまま行くことに決定。読む人はもうしわけないけれど、正誤表を見てエピグラフを追加してください。お願いします。これでやっと手を離れました。 (2010/4/6, id)
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所用の大阪で少し長居をして文楽劇場で「妹背山婦女庭訓」の初日を見物。妹山背山の段で、生首とひな祭り道具を川に流すところでお箏が入るんだが、初日はこれの調弦がひどくずれていて、席でつんのめりそうになった。若者、押し手でなんとかごまかそうとするがかえってひどくなったりして、音があうまでものすごく手間取ったのは大減点。二日目以降は改善されたと信じたい。
この段もそうだけれど、特に四段目のお三輪はあまりにむごいよなあ。あの後だと鱶七が見栄きっても、いまの感覚だとすなおに拍手したい感じではない。文楽だから仕方ないんだけど。でも全体としては非常によい。それと、文楽劇場は(というより国立劇場チケットセンターのシステムは)いつも、夜の部はガラガラなのに、ネットで席をとるとすごい変なところに飛ばされるのはなんとかならないかなあ。 (2010/4/5, id)
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決死の覚悟を決めて、引導を渡すつもりで橋本治との対談に臨んだんだが……負けた。経済を縮小しろ、高層ビルを壊せ、都市から人々を下放せよ、という本の記述を見て「こんなこと本気でいってるんですかぁぁっ!」とすごんだら「いやまさか、そんなの冗談に決まってるじゃん」の一言であえなく倒される。うーむ。あとはひたすら橋本治大放談会。負けた…… (2010/4/5, id)
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YAMAGATA Hiroo<hiyori13@alum.mit.edu>