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『一冊の本』連載書評 (2005-)

 朝日新聞社の PR 誌『一冊の本』で、未邦訳のおもしろい本を紹介する書評を連載することになったのであるよ。これはなかなかおもしろい。洋書は読んでもなかなか自慢する場がない。CUT ではなんとかなるけれど、でもあそこでやりたい本はいろいろあるし。というわけで、こういう欄が降ってきたのはありがたい。

 一応、ここにウェブページがある。編集担当者もとても熱心で、あれこれおもしろそうな本を挙げてくれるので嬉しいのだ。分野は、もうなんでもあり。ちょっと経済学っぽい方向かな。でもこれから理系っぽい話もどんどん入れていくべえ。しかし今気がついたが、隔月連載って感じでもないようだし、なんか不定期掲載って感じなんだなあ。催促くるまで書かないので気がつかなかった。

 その後やってると、書いた後で「今月は前の人が長いの書いたので次回回し」と言われたりして、軽視されているのがみえみえ。またここで採りあげて「おもしろそうだからウチから出しましょう、翻訳よろしく」と言われたものが 2 点あったんだけれど、どっちも「版権取り忘れてた」とか「手違いで取れなかった」とか。まあ半分趣味ですから別にいいんですけどー。出版社としての評価は当然ながらかなり下がる。

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