ここでとりあげるキャプレットは、キーボードやマウスの設定みたいな、ハードウェアの入力機器の設定についてのもの だ。 その他、GNOME コントロールセンター用にキャプレットを提供している周辺機器を持っている人もいるだろう。その他の周辺機器キャプレットについては、個別のドキュメンテーションを参照してほしい。
いまのところこのキャプレットでは、設定するところは 3 ヶ所しかない。 キーの自動リピート と キーボードのクリック音 と キーボードベル だ。
キーの自動リピート は、キーを押しっぱなしにすると自動的にそれが繰り返される機能。その速度と、繰り返し開始までの時間をここで設定する。
キーボードのクリック音 は、キー入力ごとに小さなクリック音を出す機能。有効にしてあったら、その音の大きさは好きに変えられる。
The キーボードベル の部分は、キーボードエラーやメッセージがでたときに、CPU スピーカーからでるベル音を変えるものだ。
音量 はベルの実際の音量を変える。
ピッチスライダは、再生される音の音程を変える。デフォルトでは 440Hz、つまりミドル C の上の A (A above middle C)になっている。(訳注:あたしゃ邦楽屋なので A とか C とかわからん。これでいいのか教えて!)
長さ は、警告音の再生時間を変える。
The 試行 ボタンを押すと、いまのキーボードベル設定を聞いて確認できる。
マウスキャプレットでは、右利き用と左利き用を切り替えたり、 加速度 と 加速までの間隔(Threshold) を設定できる。
加速度 の設定は、マウスパッド上でのマウスの動きに対して、マウスポインタが画面を動く速度が変わるようにする。 加速までの間隔(Threshold) では、 加速度 で設定した速度にマウスが移行するまでにどれだけマウスを動かさなくてはならないかを設定する。