GNOME がシステム上にあると期待するものがいくつかある。以下のパッケージがなかったり、あるいはバージョンが古かったりするときには、GNOME をインストールする前に、これをインストールやアップグレードしておくこと。
libjpeg (6b 以降) |
libpng (1.0.1, 1.0.3 以降、1.0.2 ではダメ) |
libungif (3.0 以降) |
libtiff (3.4 以降) |
libgr (2.0 以降) |
ImageMagick (4.0.5 以降) |
zlib (1.1.2 以降) |
guile (1.2 以降) |
Berkeley DB (1.85 以降) |
さらに、厳密に言えば GNOME の一部ではないけれど、いっしょに配布されることが多いパッケージもいくつかある。以下がそろっているのを確かめること:
glib (1.2 以降) |
gtk+ (1.2 以降) |
ORBit (0.4.0 以降) |
Imlib (1.9.3 以降) |
GNOME の売り物のいくつかは、GNOME 準拠のウィンドウマネージャがないと使えない。いまのところ、 Enlightenment と IceWM、Window Maker がそれにあたる。さらに FVWM と SCWM も、GNOME サポートの仕上げにかかってる。 GNOME 自身にはウィンドウマネージャは入っていないし、どんなウィンドウマネージャでも使える。いま挙げたやつだと、追加で技が少し使えるというだけだ。
最後に、GNOME 内の、必ずしも必要とはされていないソフトが使うライブラリがいくつかある。ディスク容量や時間がないなら、これはなくてもだいじょうぶだ。でも、GNOME の売り物が全部機能してほしいなら、以下のものも入れておこう。
libgtop (0.99 以降) |
esound (0.2.8 以降) |
gtk-engines |