GNOME CD プレーヤを使う

Figure 12-1. GNOME CD プレーヤ

GNOME CD プレーヤは、メインメニューの音声(Audio)メニューにある。コマンドラインから $gtcdと入力しても起動できる。

重要: このアプレットがきちんと動くには、CD-ROM ドライブが正しくアクセスできる必要がある。root パスワードを持っているなら、ターミナルのウィンドウで次のようにタイプしよう。

      $ su 
      $ Password: [root のパスワードを入力] 
      $ chmod a+r /dev/cdrom
      $ exit
     

CDROM が /dev/cdrom 以外のところにある場合には、上記のコマンドでもそれにあわせて変えること。

GNOME CD プレーヤは、ふつうの CDプレーヤといっしょで、再生、停止、一時停止といったボタンがついている。さらに、トラック選択ボタンがあって、ドロップダウン式のメニューでトラックの題名を表示する。また設定ボタンを押すとGNOME CD プレーヤ設定ダイヤログが出てきて、いろいろ設定が変えられる。

GNOME CD プレーヤ設定には、タブが 3 つついている。「設定」「キー設定」「CDDB 設定」だ。

Figure 12-2. GNOME CD プレーヤ設定

GNOME CD プレーヤ設定

Figure 12-3. GNOME CD プレーヤトラック編集

GNOME CD プレーヤトラック編集

GNOME CD プレーヤにはトラック編集機能もついている。トラック編集は、GNOME CD プレーヤの主ウィンドウにあるトラック編集 ボタンでアクセスしよう。これは、CD のトラック情報がまちがっていたり、その CD についての情報が CDDB になかったりしたときに、自分で編集するためのものだ。あと、 CDDB 情報の中身についてもここで見られる。トラック編集のいちばん下にある CDDB 状況 ボタンを押すのだ。すると、CDDB サーバからの情報があるときには、それが表示される。