ウィリアム・ゴドウィン (William Godwin), 1756-1836.

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アナーキスト的、ユートピア主義的な政治社会哲学者。初期フェミニスト作者メリー・ウルストンクラフトの夫にして、メアリー・シェリー (『フランケンシュタイン』作者でロマン主義詩人パーシー・ビシー・シェリーの妻) の父親。人間性についての深遠なる楽観主義者で、資本主義の収奪的な性質を認識し、基本的なニーズ以上に稼ぐ人々はその余った分を必要とする人々に分配する、というユートピア主義的な社会再構築を提唱。有名な 1793 年のアナーキズム称揚で、ゴドウィンは個人と社会の倫理の唯一の目的は幸福の追求だと主張した。初期の 効用主義的 な先進性を持っていたゴドウィンは、「正義」は歓びの総計を最大化することが必要だと論じた。人類の最終的な「完成可能性」に関するかれの楽観的な見通しを受けて、マルサスはその人口に関する陰気な論文で反論することになる。

ウィリアム・ゴドウィンの主要著作

ウィリアム・ゴドウィンに関するリソース


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