ヘンリー・シュルツ (Henry Schultz), 1893-1938.

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Photo of H. Schultz

 ヘンリー・シュルツはヘンリー・ L. ムーアの弟子で、アメリカの ワルラス派筆頭であり、経済学への定量手法導入の先駆者で、初期シカゴ学派の有力メンバーだったが、急逝してしまった。実はシュルツが悲劇的にもこの世を去ってしまったからこそ、 シカゴ大学はその「交代要員」として コウルズ委員会を招いたのだった。

 ムーアの衣鉢を継いだシュルツは、その短い経歴の相当部分をワルラスの一般均衡系における多市場複雑性すべての中で、需要供給関数を統計的に推計しようとするのに費やした。その成果を最もよく示すのが、有名な二本の研究 (1928, 1938) だ。統計手法を経済的な対象に適用する方法に関する研究は、その後の計量経済学の基盤となった。

ヘンリー・シュルツの主要著作


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