アーヴィング・フィッシャー (Irving Fisher), 1867-1947.

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Portrait of I.Fisher

 アーヴィング・フィッシャーは、非凡な数学的能力を持った最初期のアメリカ新古典派の一人だ。かれは新古典派限界革命に無数の貢献をしている。以下に挙げるのはそのごく一部でしかない:

  1. 1892 年のワルラス流均衡価格理論への貢献 (かれは無差別曲線の考案者でもある)
  2. 資本と投資理論に関する大著群 (1896, 1898, 1906, 1907, 1930)。これはオーストリア学派の期間をまたがる理論を英語圏に紹介し、その中でかれは「ストック」と「フロー」がちがうということ、フィッシャー分離定理 (Fisher Separation Theorem) と、貸付資金 説(金利が貸し出し可能資金量で決まるという理論)を導入している。
  3. 有名な貨幣数量説の再興 (1911, 1932, 1935)
  4. 物価指数 (index numbers) の理論 (1922)
  5. フィリップス曲線 (1926)
  6. 債務デフレ理論 (1933)。これはポストケインズ派経済学にも影響を与えている。

 このイェール大の経済学者はエキセントリックで華々しい人物だった。1892 年に博士論文を書いたとき、フィッシャーは自分の価格理論を説明するためにポンプ、車輪、レバーやパイプでできたすごい機械を作り上げた――その草稿最初のプロトタイプ第二のプロトタイプを見て欲しい。社会的には、かれは優生学と健康食品の熱心な支持者だった。そして可視型インデックスカード方式――今日ロロデックスとして知られるもの――で一財産築き、また銀行に対するリザーブ 100 パーセントを求めるように主張した。1929 年のウォール街暴落で、かれは財産を失い、またそのほんの数日前に投資家に対して株価は高すぎませんよ、単に新しい永続的な踊り場に出たんですよ、と保証していたので、評判も地に落ちた。(訳注:その後かれは、アメリカにおけるリフレ政策導入を提言し、成功させる)。

アーヴィング・フィッシャーの主要著作

アーヴィング・フィッシャーに関するリソース


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