ルドヴィヒ・ヨセフ・(ルヨ)・ブレンターノ (Ludwig Joseph (Lujo) Brentano), 1844-1931

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Portrait of Lujo Brentano

 ウィーン、ライプチヒ、ミュンヘンで教授だったルヨ・ブレンターノは、ドイツ歴史学派の中では最もリベラルで理論に親和的な人だったかもしれない。彼自身の研究はヨーロッパのギルドや同業組合についてのものだった。傑出した歴史研究を大量に生み出しただけでなく、それを政策的な結論にまで拡張し、同業組合などの労働組織は、国の支援がないと自力ではあまり成功できないと論じた。そして経済ユニット同志の不可欠な接着剤——友愛——が、資本主義の発達によってばらばらになってしまった様子を研究した。

 ブレンターノはグスタフ・シュモラーとアドルフ・ワグナーと共同で Vereins für Socialpolitikを創設した。カルヴァン主義と資本主義の結びつきを唱えるヴェーバーの主張に強烈に反対し、マルクスともしばしやりあった。ブレンターノは世界平和主義運動の指導者の一人で、哲学者フランツ・ブレンターノの兄。

ルヨ・ブレンターノの主要著作

ルヨ・ブレンターノに関するリソース


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