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ケインズ『雇用と利子とお金の一般理論』要約、7 章

山形浩生 (全訳はこちら

7 章 貯蓄、投資の意味をもっと考える

Abstract

  1. 貯蓄と投資が必ず等しくなるという議論に違和感を覚える人もいるだろう。

  2. 両者が一致しないという議論をする人もいるが、それは通常、投資とか所得という用語の定義がちがうせいだ。

  3. そしてその違和感は、ミクロの議論とマクロの議論をごっちゃにするために生じる。一人が自分だけ自由に貯蓄を増やしても、その人の投資は変わらないことはある。でも社会全体で見ると、これはあり得ない。実はその個人の「自由」も、他の要因を通じていろいろ制約されていて、社会全体では絶対に貯蓄と投資は一致する。


本文

Section I

Section II

Section III

Section IV

V

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2011.10.10 YAMAGATA Hiroo (hiyori13@alum.mit.edu)


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