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ケインズ『雇用と利子とお金の一般理論』要約、2 章

山形浩生

2 章 古典派経済学の主張

Abstract

  1. 古典派では、失業は労組が不合理に高い実質賃金を要求し、自発的に失業を選ぶから起きる。非自発的な失業なんてものはないはず。

  2. でもこの議論は変だ。労組は実質賃金なんか気にしない。労使交渉は名目の賃金をめぐるものだし、インフレになって実質賃金が相対的に下がってもそれで仕事をやめるやつはいない。

  3. また古典派理論の前提だと、名目賃金が上がると実質賃金もあがる。でも古典派の価格理論では、名目賃金があがれば物価水準も上がるから、実質賃金は変わらないはずだ。一貫性がないぞ!

  4. これは古典派理論が完全雇用を前提としているから。不完全雇用では、非自発失業が発生するのだ。

  5. また古典派理論だと、供給は自分で生産を作り出す、つまりどんな水準の生産や雇用でも、需要価格と供給価格は同じだ。でもこれもちがう。


本文

Part I

Part II

Part III

Part IV

Part V

Part VI

Part VII

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